プラットフォームの特徴
企業アカウント
チームで 1 つの企業残高を共有するときの、API キー、メンバー予算、エラー、ログの動作。
企業アカウントでは、チーム全体が 1 つの残高から利用できます。オーナーのアカウント残高がそのまま企業残高になり、各メンバーは自分のキーで API を呼び出し、すべての料金はこの共有残高から差し引かれます。エンドポイント、リクエストボディ、クライアントの設定は個人アカウントと同じです。このページでは、呼び出し元が企業に属している場合に変わる点だけを説明します。
メンバーがリクエストを送信
acme-…企業プレフィックスで始まる自分のキーを使います。
予算チェック
見積もりコストが、メンバーの残り予算に収まる必要があります。
企業に課金
オーナーアカウントの料金、グループ、サブスクリプションで課金されます。
メンバー別に記録
オーナーと管理者は、メンバー、モデル、キー、日付ごとに内訳を確認できます。
| 役割 | アカウント | できること |
|---|---|---|
| オーナー | 申請したアカウント | このアカウントの残高が企業残高です。全員の管理、チャージ、企業全体の利用状況の確認ができます。無効化はできません。 |
| 管理者 | 招待から作成 | 予算の範囲で API を呼び出し、メンバーの招待と管理、チャージ、企業全体の利用状況の確認ができます。 |
| メンバー | 招待から作成 | 予算の範囲で API、画像・動画ワークベンチ、Castaly を利用できます。チャージはできません。 |
管理者とメンバーは、メール招待から作成される新しいアカウントです。招待先のメールアドレスは未登録である必要があるため、既存の個人アカウントは企業に参加できません。これらのアカウントはプラットフォームの特典プログラムの対象外です。
オーナーと管理者はいつでもアカウントを無効化でき、そのセッションとキーは直ちに使えなくなります。アカウントは無効化されるだけで削除されないため、利用履歴は残ります。
API キー
Section titled “API キー”企業キーは企業のキープレフィックスで始まります。たとえば acme- の後に英数字 48 文字が続きます。プレフィックスは申請時に選び、承認時に確定し、その後は変更できません。プレフィックスは小文字の英字と数字からなる 2〜16 文字で、英字で始まります。
同じキーは、プレフィックスを sk- に置き換えても使えます。sk- で始まるキーしか受け付けないクライアントでは、この形式を使ってください。どちらの形式も同じキーで、権限も課金も同じです。
Authorization: Bearer acme-<48 characters>Authorization: Bearer sk-<48 characters>キーが属する企業のものではないプレフィックスを付けたキーは、無効なキーとして 401 で拒否されます。
申請が承認される前にオーナーが作成したキーも、企業プレフィックス付きで表示されます。sk- の形式も引き続き使えるため、既存の連携を変更する必要はありません。
管理者とメンバーは、コンソールで自分のキーだけを作成・閲覧できます。オーナーと管理者は、企業コンソールで企業のすべてのキーをメンバー別に管理できます。
メンバー予算
Section titled “メンバー予算”管理者とメンバーにはそれぞれ予算があります。お金が本人に移されることはなく、予算は企業残高から使える上限額です。
| モード | 動作 |
|---|---|
| 無制限 | 企業残高のみで制限されます。 |
| 1 回限り | 自動ではリセットされない固定の割り当てです。 |
| 毎月 | 毎月 1 日の 00:00 UTC にゼロから数え直します。 |
上限だけを変更した場合、使用済みの金額はそのまま残ります。別のモードに切り替えると、ゼロから数え直します。
リクエストの実行前に、ゲートウェイは見積もりコストをメンバーの残り予算から確保し、収まらなければリクエストを拒否します。その後、リクエストは実際のコストで精算されます。精算時に拒否されることはないため、最後のリクエストでメンバーが上限をわずかに超えることがあり、その次のリクエストが拒否されます。リクエストが失敗した場合や返金された場合、その金額はメンバーの予算にも戻ります。
予算の 80% を使ったとき、そして使い切ったときに、メンバーにメールが届きます。
課金、グループ、レート制限
Section titled “課金、グループ、レート制限”ゲートウェイから見ると、メンバーのリクエストはオーナーアカウントのリクエストです。予算以外はすべてオーナーに従います。
- 料金は、オーナー自身が呼び出した場合と同じように企業残高から差し引かれます。オーナーのサブスクリプションも含みます。
- 料金、グループ、キーで呼び出せるモデルは、オーナーアカウントのものが適用されます。
- レート制限は企業全体で計算されます。オーナーと全メンバーが 1 つの枠を共有するため、
429は他の人のトラフィックが原因で発生することがあります。
企業残高がなくなると、企業内の全員のリクエストが 403 と insufficient_user_quota で失敗します。これは個人アカウントと同じです。オーナーと管理者は企業コンソールからチャージできますが、メンバーはできません。残高アラートを設定しておくと、残高がその値を下回ったときにオーナーと管理者にメールが届きます。
| 状況 | ステータス | 見分け方 |
|---|---|---|
| キーに別の企業のプレフィックスが付いている | 401 |
無効なキーとして拒否 |
| メンバーの予算を使い切った | 403 |
code が enterprise_member_budget_exhausted |
| メンバーが無効化された、または企業が停止された | 403 |
message でアカウントが無効化されたことが示される |
| 企業残高を使い切った | 403 |
code が insufficient_user_quota |
| 企業全体でレート制限に達した | 429 |
個人アカウントと同じ |
401 と 403 のケースは、再試行しても解消しません。予算エラーは管理者が上限を引き上げるか、毎月の予算なら翌月になると解消します。残高エラーはチャージ後に解消します。
非同期タスク
Section titled “非同期タスク”メンバーのキーで送信したタスクは、そのメンバー自身のキーでしか照会できません。別のメンバーのキーで照会すると、存在しないタスクと同じ結果が返ります。オーナーのキーでは、企業内の誰が送信したタスクでも照会できます。
利用状況とログ
Section titled “利用状況とログ”- すべてのリクエストログに、どのメンバーが送信したかが記録されます。
- 自分のコンソールでは、管理者とメンバーは自分のリクエストだけを閲覧できます。
- オーナーのログページには企業全体のリクエストが表示され、「メンバー」列が追加されます。
- オーナーと管理者は、企業コンソールで利用額をメンバー、モデル、キー、日付ごとに集計し、任意のメンバーの個別リクエストを開けます。
- 遡れる期間はオーナーアカウントのログ保持期間に従います。データ保持を参照してください。オーナーが期間を短くすると、企業のレポートも同じだけ短くなります。
企業アカウントを取得する
Section titled “企業アカウントを取得する”Modelflare コンソールから、企業名、希望するキープレフィックス、連絡先メールアドレスを入力して申請します。承認されるとあなたのアカウントがオーナーになり、その残高が企業残高になります。その後、企業コンソールからチームを招待します。プラン全体についてはエンタープライズページをご覧ください。